Ⅱ. 相続税の見直し還付(愛知県内及び岐阜・三重近隣の方対象)

相続税の申告期限から5年以内なら相続税が戻る可能性があります。
すでに相続税を納めていたとしても、申告期限から5年以内なら、
土地を再評価して更正の請求をすることができます。
更正の請求をすることにより税務署長の権限で払いすぎた相続税を取戻すことができる可能性があります。
もう1度相続税の申告書の見直しをおすすめします。
土地が多い人ほど見直しが必要な理由
- ○本当に相続税が戻るの? → 戻ります!
- ○更正の請求を提出したら税務署の報復があるのではないか?→ ありません!
- ○最初の相続の申告を担当した税理士に知られたくないが?→ あなたが言わない限り大丈夫です!
相続財産中、土地の比重が高いほど、土地の評価の影響は大きくなります。特にこのページをご覧になっておられる方は、
相続税の重税感を感じておられるはずです。下に土地評価の誤りが多いケー スを取り上げてみました。ご自分の土地と比較して参考にしてください。
評価見直しできる土地の例:こんな土地が相続財産にあれば評価見直しのチャンスです。
1. 利用区分が別々の土地(自宅と畑、自宅と貸店舗とアパートなど)
■自宅と畑
別々の土地として評価OK評価減が可能です。
■自宅と貸店舗とアパート
このほかにも利用区分が別々の土地は評価減が可能な場合があります。
もし一体の土地として評価されている場合には、相続税の見直しが必要となります。
2. 道路予定地
予定地が評価減可能です。 地主も案外知らないことが多いです。
市役所で調査できます。
3. 広い土地(概ね1,000㎡以上の土地、地域によっては500㎡以上の土地でも可)
土地を分譲すると仮定した場合の評価でOK。
[構内の通路部分の評価減が可能です。]
4. 田んぼ・畑
宅地にすると仮定した場合の造成費(土止め、土盛、整地費など)を差引けます。造成費の控除を忘れている場合があります。
5. 線路(高速道路、お墓など)の近く
線路、高速道路、お墓などの近くは、嫌悪施設ですから評価減できる可能性があります。
6. 高圧線の下など
高圧線下の土地は評価減が可能です。
7. 私道に面した土地
私道に面した土地は評価減できます。
8. 道路より高い(or低い)土地
評価減可能です。
9. 狭い道路に面した土地
セットバックとして黄色の部分の評価減可能です。
10. 四角でない土地(不整形地)
使い勝手が悪いので評価減できます。
11. 道路に接していない土地(無道路地)
無道路地は評価減できます。
12. がけ地のある宅地
がけ地部分が評価減できます。
13. 容積率の異なる2つの地域にある土地(商業地など)
評価減できます。
14. 倍率と路線価のまちがい
田んぼを倍率で評価すると基準で定めてあるにもかかわらず、間違えて路線価で評価している場合。
ご自分の土地と比べていかがでしたか。このほかにも評価をカットできる可能性のある土地の種類 はたくさんあります。
土地は人の顔と同じように全く同じものは一つもありません。評価をカットできるかどうかは現地を見ないとわかりません。
写真やビデオでもだめです。専門家が現地を見て、はじめてカットできるかどうかわかります。